アレルギーっ子ママで天使ママのつれづれ日記    卵・乳除去コピー給食(小学校)と、卵・乳・魚類除去コピー給食(幼稚園)の2種類を頑張り中 
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
修了式
2011年03月26日 (土) | 編集 |
先日、あの日以来臨時休校となっていた姫の学校で、修了式が行われました。
といっても、9時から10時までのたった一時間。



あの日、姫のクラスは帰りの会の最中でした。



突然襲ってきた揺れに、先生は子供たちには机の下にもぐるように言い、窓ガラスが割れたら、と、カーテンを閉めてからご自分も机の下に入られたそうです。

揺れ始めてしばらくして、バチン!と大きな音がして電気が消え、教室内はかなり暗くなって。

揺れが収まってから、先生の指示で、子供たちはすべての荷物を置いて、小雪が降る中、校庭に避難。
上靴を脱いで、外靴に履き替えようとしていた子達に、脱いでしまった子はそのままはだしで避難!と先生が指示し、そのまま外へと出たそうです。
姫も、靴下はだしで校庭に。

全員の避難が済んだところで、先生が下駄箱へと戻り、順次みんなの外靴を運んできて。

あの日、小雪がちらついている外はかなり寒く。
先生は、みんなが靴をはいた後、余震の合間をついてジャンバーやコートなどの防寒着を教室まで取りに戻ってくださったそうで。

その後は、保護者が迎えに来るまでの間、クラスごとに固まって、みんな頭を抱え、しゃがみこんで余震と寒さと恐怖に耐えていた、と、後から姫の話を聞いてわかりました。

やがて、ランドセルも上靴も学校に置いたままで、各自の親が引き取りにいき順次帰宅した子供たち。

それっきり、ずっと休校でした。
お友達とも、先生とも、お別れもないままで春休みになるのかなと不安になっていたころに、修了式があると連絡があって。


修了式は、土足のままで登校していいとの連絡で、学校が、教室が、どんなに風になっているか心配でしたが。


教室は、先生たちのご尽力でしょう、綺麗に片付き、ロッカー前に散乱していたみんなのランドセルや持ち物は、各自のロッカーに綺麗に収められていたそうです。


学校から、たくさんの荷物を受け取って帰ってきました。
お道具や、体操着、ランドセルには11日に使ったものがそのまま、そのほかに、先生がまとめてくださった1年間の学習の記録と、1年間の思い出としてまとめていただいた1年生で描いた絵など…。

一つ一つ、一人一人に、先生は、どんな思いでまとめて下さったかを思って涙があふれました。
そして、姫がこの絵を描いていたころは、こんな未来が待っているとは誰も思いもしなかったと思えば、さらに涙が止まらなくなり。

本当にいい先生でした。
アレルギーのことにも、もちろんたくさん配慮してくださいました。


11日には、本当は15時ころ先生を訪ねる予定でした。
先生は、終業式前にお楽しみ会を開いてくださる予定で、そのとき姫も食べられるおやつを出してくださるつもりだったのです。
私は、事前に近くのスーパーに売っている姫も食べられるおやつのリストを出していました。
その中で先生が選んだおやつを、もう一度私が目で見て確認し、OKだったら週明けにお楽しみ会で使いますと話してくださっていたのです。

あの日、受け取りに行ったとき、当然ながらそれは無しですね、と話しました。
お互いに、それどころじゃないですよね、と。
そのときは、まだ情報もほとんどなくて、まさかこんなに長期にわたって休校になるという実感はなかったのに。


教室で、先生は、お楽しみ会はできないけれど、と言って、紙皿とおやつをビニールに入れたものを各自に配ってくれて、それをおうちで食べてねと話したそうです。


そして、姫には、空き箱と袋を持たせ、大丈夫だと思うけどお母さんに見せてね、と。


それは、姫がいつも食べているマシュマロと、グミと、リッツ(姫は小麦OKです)でした。


これを、みんなと同じ教室で、一緒に食べられたら、姫はどんなにうれしかっただろう。
みんなと同じおやつを、みんなと一緒に食べると言う経験の少ないアレっ子の思いを、こんなに汲んでくれる先生に受け持ってもらえて、一年生を過ごすことができてどんなにありがたかっただろう。



その先生が、他校に転任することになったそうです。



姫は、教室で泣いたそうです。
女の子全員と、男の子もほとんどが泣いたそうです。

私も正直、何でなの!何でこんなときにこんないい先生を異動させるの!と…、叫びだしたいくらいだけど。


一年生を、こんなに暖かく見守ってくださる先生に見ていただけただけで、よかったんだ、と思うことにしました。

宮城県は、春休みが4月20日ころまで続くようです。
離任式もないそうです。
余震が続く中、学校の耐震を考えれば、仕方ないこととは思います。

でも、何とか早く、すべてが落ち着いて、よい方向に向かってほしい。

祈るように、思っています。


先生からの最後のクラス便りには、すごく力強いメッセージが並んでいました。
言葉の所有権は、先生のものだから、ここに転載はしないですが、たくさん力をもらいました。

この一年、クラス便りはずっとファイルしてきたのですが、そのファイルは、先生がまとめてくださった学習の記録や、思い出と題された絵を綴じた物と一緒に、姫に一生持っていてもらいたいです。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
修了式
そちらでは無事修了式が行われたんですね。
そんなに素晴らしい先生と、お別れになってしまうことは残念ですが、きちんとお別れの機会があったことは、子ども達にとっては良かったように思います。

先生方、あの日はたいへんだったろうと、今更ながら考えています。
自分の子どもといても不安でいっぱいなのに、よその家の子どもを、しかも大勢、守らなければいけない、という重圧は想像しがたいものがあったと思います。

その後、姫ちゃんの先生も、どんな思いで子ども達の荷物を片付けたのでしょうね。
その先生のことを思うと、胸が詰まる思いです。

こちらは人事異動はなくなり、終業式・卒業式・離任式は行われませんが、退職される先生方は、子ども達とお別れもできずに学校を去るのか・・・と思うといたたまれない気持ちになってしまいます。

姫ちゃんの小学校のスタートが、その先生に温かく見守ってもらえて、本当に良かった。
そして、この震災があったからこそ、子ども達もきっと、先生のこと一生、忘れない大切な思い出になるんじゃないかな、と思います。

二年生になっても、姫ちゃんやまるさんに良い先生との出会いがありますように!
2011/03/26(Sat) 17:27 | URL  | むう #-[ 編集]
むうさんへ
コメントありがとうございます。

そう、先生の重圧はすごいものがあったと思います。
停電の中、どんどん暗くなってくるうちに、数通学校からメールが来ました。
寒くなってきたので校庭から違う場所に移動しました、とか、お迎えに来る方はどの入り口から入られてくださいとか。
結構遅い時間まで、メールが来ていました。

次の日には、携帯はまったく役に立たなくなっていましたが、当日はメールだけはなんとか届いていたんですよね。

先生にも、お子さんがいるのに、全員を無事に引き渡すまでは、お帰りになれなかったでしょう。
本当に頭が下がる思いです。

正直、アレルギーがあるし、来年もあの先生に持ってもらえないものか、という甘い希望があったのですが、そうはうまくいかないものですね。

それから、記事にはできずにいるのですが、ぼーずの幼稚園は、卒園式はあるようですが、修了式は行われないようです。

それが本当に悲しくて。
ぼーずにそのことを説明したとたん、爆泣きされました。
最近ずっと、○○組さんとお別れいやだ、もう一回○○組さんに行く!と、不安定です。
何とかならないものか、せめて有志ででもどこかで集まれないものかと思い、そのたびにガソリン事情や様々な現状に、頭を抱える思いです。

とりあえず、クラス委員さんに相談してみようかな…。
何ができるわけでもないかもしれないけれど、と、あきらめ悪く考えている最中です。

あたたかい言葉をありがとうございました。
むうさんにも、素敵な出会いのある4月となりますようにと祈っております♪
2011/03/26(Sat) 18:06 | URL  | まる #z8Ev11P6[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。